*ブレイクタイム*

息苦しいこの世の中にほんの少しの安らぎを。

4人の個性が炸裂!愉快でかっこいいアクション劇!!(映画:08)

特攻野郎Aチーム THE MOVIE

The A-Team

2010年 20世紀フォックス供給 アメリカ映画

監督 ジョー・カーナハン

出演 リーアム・ニーソン/ブラッドリー・クーパー/クイントン・ジャクソン/シャールト・コプリー etc.

 

人気ドラマシリーズが待望の映画化となった作品です!

あまりにも個性が強すぎる4人の男達による、面白くもかっこいいアクション劇が繰り広げられています。

ドラマを知らなくても楽しめる内容となっています。

 

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特攻野郎Aチーム THE MOVIE:あらすじ

Aチームこと、アルファ部隊を組む4人の軍人が主人公。

どんなに困難な状況でも、冷静かつ的確な指示を出すチームのリーダー、ハンニバル大佐

社交性に優れていてプレイボーイ、物資調達のカリスマ、フェイス中尉

モヒカンがトレードマークでバイクを乗りこなす、ただし飛行機恐怖症、B.A.軍曹

飛び切りクレイジーだが、飛行機操縦が得意でスワヒリ語を話せる謎多き男、マードック大尉。

ある日4人は、CIAよりバグダッドで活動するゲリラがUSドル紙幣の偽装原版と大量の紙幣を持って逃亡するのを阻止してほしい」との依頼を受け、奪還に成功します。

しかしその直後、モリソン将軍の乗る車が爆発、その中で偽装原版が何者かに奪われてしまい、4人は共犯の疑いを掛けられ、不名誉除隊の処分の末、バラバラの刑務所に収監されてしまいます。

その半年後、偽装原版を奪ったのはパイクという男だと目星が付き、服役中のハンニバルのもとにCIAのリンチ捜査官より、改めて奪還の依頼が来ます。

ハンニバルの計画によって、4人は見事に刑務所からの脱獄に成功、Aチームの再結成となります。

パイクと偽装原版の行方を追う中で、4人は全てがパイク、死んだはずのモリソン将軍、リンチ捜査官の3人に仕組まれていた事を知ります。

4人の名誉挽回と復讐の為、偽装原版奪還と3人の逮捕に挑んでいく姿を描いています。

 

特攻野郎Aチーム THE MOVIE 5つの魅力(ネタバレ含む。)

 

魅力その1:ぶっ飛んだ作戦

この作品の1番の魅力はAチームにしか出来ない、めちゃくちゃな作戦です。

特にこの映画のCMでも取り上げられていた、戦車が飛ぶシーンはとてもクレイジーな名場面です。

飛行機の中から戦車!パラシュートを付けた戦車から発砲!更に戦車を飛ばす!!かっこいいを通り越して、笑うしかありません。

その他の珍作戦は、下記にて紹介していきます。

 

魅力その2:馬鹿と天才は紙一重!?マードック

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この作品は、個性豊かすぎるAチームのメンバーによって、盛り上がりを見せています。

その中でも、1番キャラが濃いのがマードックです。

彼は、頭のネジが外れているクレイジーなキャラなのですが、実際は、リーダーであるハンニバルの指示に忠実に従い作戦の内容をよく理解しており、飛行機の操縦が得意で、スワヒリ語を話せる、本当に頭がおかしいのか怪しい所が垣間見えます。

ふざけてばかりのお調子者かと思えば、悩む仲間の相談に親身に乗る姿も描かれています。

まさに馬鹿と天才は紙一重といった所でしょう。

話の中で、他のメンバーが刑務所に収監される中、マードック精神病棟に収監されており、脱出の際は3D映画を利用し、脱出を成功させます。

とても面白く、マードックが可愛らしいシーンなので、ぜひ注目して観てほしいです。

また、ヘリコプターを与えられた際には、大はしゃぎでプロペラ部分に捕まり、デッド・オア・アライヴの曲を歌いながらくるくる回るシーンも、愛らしいシーンです。

 

魅力その3:愛すべき暴れん坊!B.A.

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体も大きく子供の頃から恐れられてきたB.A.ですが、実は繊細で真面目な一面があります。

マードックの無茶な飛行機操縦のせいで飛行機恐怖症になり、いつも任務の度に飛行機に乗せられる事をとても嫌がります。

いつも無理やり乗せられるのでひどく怒りますが、大好物のココナッツカレーのタプナードとパンを与えられると機嫌が良くなる、可愛らしい一面を持っています。

また、刑務所からの脱走後、心を改め、もう人殺しはしないと誓っており、Aチームの作戦に協力する事を躊躇し、トレードマークだったモヒカンも辞めてしまいます。

しかし、ハンニバルガンジーの教えを用いて諭され、クライマックスシーンではフェイスの危機を救い、モヒカン頭と共に元のB.A.が戻った事を宣言します。

とてもかっこよく、個人的に好きなシーンの1つです。

 

魅力その4:女好きが功を奏す!?フェイス

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海外での王道イケメンポジションのフェイス。

プレイボーイな彼はその素質を活かし、刑務所内でも優遇を受ける程、世渡り上手です。

映画では、軍のソーサ大佐と恋仲であった事が功を奏し、Aチームを優位な方向に導く様子が見られます。

基本的には楽観的で、危機的状況でもその場を楽しむ様子が描かれていますが、いざとなったら頼りになる、実力を兼ね備えた、納得の色男です。

 

魅力その5:誰もが認めるカリスマリーダー!ハンニバル

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個性豊かなメンバーをまとめるのがリーダーハンニバルです。

軍やCIAからも一目置かれているハンニバルは、如何なる状況でも冷静に的確な指示を出します。

仲間の長所を活かした作戦は、仲間に絶対的な信頼を置いているからこそ成しえるものであり、リーダーの鑑のような存在です。

脱獄のシーンでは、仮死状態になり、焼却される所を焼却炉から脱出するという、とんでもない方法を用いています。

強く賢いハンニバルがAチームのリーダーである事に誰もが納得するでしょう。

 

最後に

人気ドラマシリーズの映画化ともあって、長年なかなか実現されて来なかった作品のようです。

賛否両論ある1作のようですが、ドラマシリーズを見ていない私個人の意見では、派手なアクションや個性的な登場人物にとても魅了されました。

機会があれば、ドラマシリーズも見てみようと思います。