*ブレイクタイム*

息苦しいこの世の中にほんの少しの安らぎを。

“デグー”の飼育に必要な環境(デグー:04)

はじめに

前回の記事では、デグーの飼育に必要なものを紹介しました。

今回はデグーを飼う為に整えておきたい環境について、紹介していきます!

前回記事も合わせてご覧下さい!(^^)!

mei-miyamoto.hatenablog.com

 

デグーにとって、快適な環境作り

 

f:id:mei_miyamoto:20210920025359j:plain

 

温度・湿度

どんなペットを飼う時も、温度調節は避けては通れない事です。

デグーの場合は、エアコンでの温度管理が1番簡単になります。

夏は25~27℃30℃を超えると危険な状態です。

冬は10℃以下にならないように気を付けると良いでしょう。

寒さよりも暑さに弱いので、夏は特に気を付けた方が良いです。

湿度は65%以下が過ごしやすいです。

温度・湿度計を使うと、室内の状態が簡単に分かるので便利です。

 

ここで心配になるのが、エアコンの電気代についてです。

参考までに、私の場合、夏中エアコン(冷房・ドライ)を1日中つけっぱなしにしていた1ヶ月の電気代は、大阪市内の1LDKマンションで約8千円程でした。

経験上、戸建てだと1万円といった所でしょうか。

私は熱中症対策で、毎年ほとんどの時間夏のエアコンはつけっぱなしにしていたので、思ったよりも高い印象ではありませんでした。

ちなみに扇風機は、デグーに直接風が当たる可能性が高いので、控えた方が良いみたいです。

冬は、暖房パネルやヒーターを活用する手もありますが、恐らく、人間の過ごしやすい温度での生活で大丈夫なので、エアコン活用で十分に思います。

夏は、人間からすると少し寒いくらいに感じるので、自身の体調管理には気を付けて下さい。

 

掃除

デグーはきれい好きなので、こまめにゲージの掃除をしてあげると良いでしょう。

人によって、掃除の頻度は様々ですが、私は1週間に1回のペースでしています。

もともと3日に1回でしていましたが、やりすぎもデグーのストレスになっていたみたいなので、回数を減らしました。

私が少し動物に対して神経質な所があるので、回数としては、どちらかと言うと多い方で、1ヶ月に1~2回の人が多い印象です。

具体的な掃除内容は、ホイールや砂入れ、ゲージなどの用具の洗浄となります。

用具は基本、洗剤を使い洗っていく事が基本ですが、私はゲージを洗うのが手間なので、ウェットティッシュで拭いています。

 

ただ、砂入れをゲージに常設している場合は、毎日砂替えはした方が良いです。

そのままにしておくと、砂入れ内がトイレ状態になり、不衛生だからです。

私は、砂替え、ホイールをウェットティッシュで拭く、ゲージ下の引き出しのゴミ捨ての3つは、毎日行っています。

掃除をしない事で1番困るのが、尿の匂いがしてきてしまう事なので、尿が残らないように気を付けておけば、ひとまずは大丈夫だと思います。

大掛かりな掃除をこまめにするのは、なかなか時間が取れないと思うので、ライフスタイルに合わせて、工夫してみるといいでしょう。

 

また、給水ボトルや餌入れは毎日洗う事をおすすめします。

特に夏は、給水ボトルに菌が貯まりやすくなるので、注意しましょう。

 

お風呂事情

デグーは自ら砂浴びをして体を洗うので、入浴は絶対NGです。

本当に砂できれいになるのか不安に思う人もいると思いますが、意外ときちんと汚れや匂いは落ちています。

ただし、もしどうしても落ちない汚れがある場合は濡らしたタオルで優しく拭く程度なら、問題はないと思います。

 

病気対策

近くにデグーを診れる動物病院がある事を確認しておいた方が良いです。

デグーの診察が出来なかったり、今までにデグーを診察した事がなかったりする病院もあるので、事前に確認しておくと、もしもの時に安心です。

また、夏の暑さはデグーにとって危険なので、病院に連れて行く際は、急ぎでなければ夏の移動は避けた方が良いでしょう。

 

病気を防ぐには、やはりきちんと掃除をして清潔な状態を保つ事ストレスを与えない事などが大切です。

デグーにとって、環境の変化運動不足人との過度な接触不衛生などがストレスの原因となります。

f:id:mei_miyamoto:20210920030046j:plain

(ストレスが溜まると毛を毟って手が禿げてしまう事があります。写真の前足がその状態です。)

 

個体差もあるので、様子をみながら調節していって下さい。

あと、個人的にはこまめな部屋の喚起をして、部屋の環境を整えています。

 

手洗い・アルコール消毒

デグーが可愛いペットである事に変わりはありませんが、やはり毛の生えた動物であり、ネズミの一種な事も事実です。

また、デグーのかかる病気の中には、人に感染する病気もあります。

その為、デグーを触った後は、必ず手洗い又はアルコール消毒をするようにしましょう。

動物好きな人、ペット愛好家の人は、ここを怠りがちになる傾向が見られますが、自分自身や自分と関わる周りの人の事を考えると、とても大切な事です。

私も毎回デグーを触った後は、最低でもアルコール消毒はするようにしています。

面倒にも思えますが、気を付けておきましょう。

 

最後に

文章にすると、少し気を付ける事が多いように思えますが、ペットの中では比較的、手が掛からない方なのではないかと思います。

次回のデグーの記事では、「実際にデグーを飼っている人に聞いた、デグーを飼うメリット・デメリット」「デグーのおすすめの餌」を取り上げようと思います!

お楽しみに~(^O^)/