“デグー”の飼育に必要なもの(デグー:03)
はじめに
久しぶりのデグー記事です!
現在、私が飼っているペットのデグー。
今回の記事では、デグーを飼うのに最低限必要なものをご紹介していきます!
前回の記事を読んでいない方は、まずはこちらの記事から、デグーについて知って頂けると嬉しいです!
最も飼いやすい哺乳類“デグー”とは!?(デグー:01) - *ブレイクタイム*
“デグー”の種類と価格について(デグー:02) - *ブレイクタイム*
必ず必要なもの
まず初めに、私がデグーを購入した際、最低限揃えたものをご紹介します。
・ゲージ
・ホイール(回し車)
・砂入れ
・砂
・水入れ
・かじり木(ステップ)
・チモシー
・ペレット
以上、8点をデグー購入の際に、店員さんに教えて頂きながら購入しました。
ゲージや砂など、大きいものや重いものもあるので、デグーをお迎えする前に揃えておく事をおすすめします。
それぞれの準備物について、詳しく説明していきます。
(価格は全て税込。ネットの情報を参考にしており、店舗によって異なる場合があります。)
1:ゲージ
デグーを飼っている人の使っているゲージは、大きく分けて2種類あるように思います。
縦長タイプか横長タイプです。
私は前者の縦長タイプ(縦38cm×横34cm×高さ62cm/ブランド名:マルカン)を使っています。 (サイズは自分で測っています。 )
縦長タイプのメリットとして、デグーは運動神経が良く、高い所に上ったりジャンプしたりするので、そのスペースが十分に確保できる所です。
横長タイプのメリットは、デグーの動き回るスペースが確保でき、ものを置くスペースがしっかり確保できる所です。
実際、私が縦長タイプを使っていて困る事が、底部分に置けるスペースが少ない事です。
どちらのタイプもデグー用ゲージとして販売されているものなので、お住いの家のゲージを置くスペースを考えて、どちらのタイプにするか選ぶといいでしょう。
また、ゲージの下が引き出しのようになっているタイプのものだと、掃除がしやすいのでおすすめです。
価格はだいたい8千円~9千円代です。
2:ホイール(回し車)
デグーは1日の運動量が多いので、ホイールが必要になります。
ゲージに常設しておくか、ホイールでの運動時間を決めて使用するかの選択肢がありますが、ホイールでの運動はデグーのストレス緩和にもなるので、ほとんどの人が常設しています。
縦長タイプのゲージだと置くスペースがないので、上から吊り下げる事をおすすめします。
ホイールにも大きく2つの種類があるので、それぞれのメリット、デメリットを踏まえて簡単に説明します。
金網の様なタイプ
メリット:設置が簡単。劣化が遅い。
デメリット:デグーの爪が引っかかり怪我する可能性がある。尿が飛び散る。
プラスチックのタイプ
メリット:通常時の怪我のリスクが低い。尿が周りに飛び散らない。
デメリット:かじられるとプラスチックが尖ってしまい怪我のリスクがある。尿や砂が溜まり、掃除が大変。
私が使っているのが後者のプラスチックタイプなので、前者の金網タイプの実情はあまり確かではありませんが、購入時の店員さんの説明を参考にまとめてあります。
私の周りでは、前者を使っている人が多いです。
価格はだいたい3千円以内で、私は直径25cmのサイズのものを使っています。
3:砂入れ
デグーはきれい好きで、自ら砂浴びする事で清潔さを保っています。
その為の砂を入れる入れ物が必要なのですが、こちらも常設と砂浴びタイムを作る、ホイール同様2つの選択肢があり、同じく前者の常設している人が多い印象です。
砂浴びもデグーにとって、ストレス緩和の手段の1つだからです。
写真の陶器製のマルカン(ブランド名)のものを使っている人が多いですが、砂浴びタイムを作っている人は、大きめのプラスチック製のものを使っている事が多いです。
価格はだいたい1500円以内といった感じです。
4:砂
砂浴び用の砂は、主にデグーサンド又はチンチラサンドを使用します。
どちらを使うか悩む人も多いのですが、私はどちらも使ってみて、結果デグーサンドの方を使っています。
それぞれのリスクを考えた時に、デグーサンドの方がリスクが低いと考えたからです。
デグーサンド:誤飲してしまうと消化に支障をきたす可能性がある。(ただし本当にごく稀らしい。)
チンチラサンド:砂が細かいので目に入り病気になる可能性がある。
デグーによっての好みもあるので、使い比べてみて選ぶといいかもしれません。
価格はだいたい1.5kgで500円程です。
5:水入れ
飲み水(水道水でOK)を入れておく為のもので、給水ボトルを常設させている人が多いです。
設置の注意点として、デグーがボトルをかじってしまう可能性があるので、ボトルはゲージの外に出るよう設置します。
洗い替え様に2つあると便利です。
また、デグーがまだ赤ちゃんの頃は、給水ボトルから上手く飲めない事もあるので、その場合は、陶器製の小皿の様な入れ物であげる方法もあります。
給水ボトルの価格はだいたい500円程です。
6:かじり木(ステップ)
デグーは一生歯が伸び続ける為、かじり木が必要になります。
その種類は豊富で、ゲージに設置できるもの、おもちゃとして使えるもの、チモシー(餌用の草)を入れる事のできるものなどがあるので、使いやすいものをいくつか用意しておくといいでしょう。
また、ステップという、ゲージの上の方に上ったり、デグーの休息の場になったりする木製の板もかじり木代わりになるので、おすすめです。
ステップはゲージにおまけで付いている場合もあります。
価格はだいたい千円以内のものが多いです。
7:チモシー
チモシーは牧草の様なもので、デグーの餌の1つです。
ゲージに常に敷いていたり、入れ物に入れて常備していたり、常に食べれる状態にしておく事がベストです。
1番刈りから3番刈りまであり、1番刈りが最も固く、徐々に柔らかくなっていきます。
基本的には1番刈りを使いますが、年を取っていくにつれ柔らかいものに変える場合もあります。
価格はだいたい500gで400円程です。
8:ペレット
ペレットとは、餌の事です。
デグーの餌には、主食となるもの、栄養補助食、おやつなどがあり、ペレットとは主食になるものです。
栄養補助食との違いが難しいのですが、パッケージの説明にペレットの場合は“1日1~2回程度”、補助食の場合は“主食に混ぜて”と書いてあるので、見分ける時の参考にして下さい!
補助食やおやつは後からの準備でも大丈夫なので、一先ずペレットの準備はしておきましょう。
入れ物は陶器製の小皿があれば便利ですが、必ず必要な訳ではありません。
ペレットの価格はだいたい千円前後のものが多いです。
あると便利なもの
ここからは、後々購入するもの、必須ではないがあると便利なものを簡単にご紹介していきます。
栄養補助食・おやつ
デグーの健康、生活の為に必要なものです。
後々の購入でいいので、用意しておくと良いでしょう。
詳しくは、また改めて記事にする予定です。
ハンモック
デグーの寝床や寒さ対策に使えます。
ハンモックの他に、デグーが入れるサイズの入れ物などでも良いでしょう。
ゲージのレイアウトに余裕があれば、ぜひ用意してみて下さい!
(布製のものが多いですが、ココナッツの殻のものなどもあります。)
温度・湿度計
必須ではありませんが、デグーにとって快適な環境を整える為にあると安心です。
ミニほうき、ちりとりのセット・ビニール袋・歯ブラシ・ウェットティッシュ
掃除の際にあると便利です。
100均などで買えるミニほうき、ちりとりのセットは、ゲージ周りの掃除や糞の掃除にとても重宝します。
個人的には、手提げ付きのビニール袋は、砂替えするときにあると便利なので常備しています。
また、歯ブラシやウェットティッシュは、砂入れやホイールの掃除に使えます。
体重計
料理などで使うはかりで大丈夫です。
デグーの体重や餌の量を測る時に便利です。
デジタル式のものが使いやすいです。
爪とぎステップ
デグーの爪が自然と削れる便利な道具で、時々ゲージに設置しています。
人間用の爪切りで切っている人や、自然と削れているといった人もいるので、デグーの個体に合わせて準備すると良いでしょう。
軍手
まだ、スキンシップに慣れないうちや、ゲージから脱走して捕まえる時などにあると、手に怪我を負うリスクを防げます。
レジャーシート
これはめちゃくちゃ個人的な意見なのですが、ゲージの下に敷いておくと掃除が楽です。
また、賃貸住宅の場合、汚れや傷の防止にもなり助かります。
ここに書いた以外にも、人によってあると便利なものは様々なので、SNSなどを通じて情報を集め、参考にしてみて下さい。
最後に
砂やチモシーなど、補充が必要なものは、大きさも重さもあるので、ネットで購入している人が多い印象です。
デグーの個体によって、必要なものや気に入るものは様々なので、様子を見ながら色々検討してみて下さい!
それもデグーを飼育する楽しみの1つです(*^^*)
次回の記事は、デグーを飼う為に整えておきたい環境についてです!