個人的好きな映画、第1位!!シリーズを追うごとに進化する、カーアクションの全てがここに!(映画:06後編)
前回の記事の続きです。
まだ読んでいない方は、こちらを先にどうぞ!
ワイルド・スピード EURO MISSION
Fast & Furious 6
2013年
監督 ジャスティン・リン
あらすじ
リオでの一件以来、ドミニクはホブスの元部下エレナと、ブライアンはミアと息子のジャックと、平和な日常を過ごしていました。
そんな中、死んだはずのドミニクの恋人レティが生きている事が発覚。
レティは記憶をなくしており、元英国特殊部隊のオーウェン・ショウ率いる国際的犯罪組織に加わっていました。
ショウを捕まえたいホブスからの依頼を受け、オーウェン達の計画阻止とレティ奪還の為、ドミニク達のヨーロッパでの奮闘を描いています。
見どころ
シリーズ6作目は、戦車や大型ジェット機といった、車以外の乗り物に車で挑んでいくとんでもない内容になっています。
まさかの戦車登場の瞬間から、お調子者ローマンによる機転の利いた行動、ドミニクの思い切った行動など、驚きの連続です。
大型ジェット機の離陸を阻止する為、ファミリー一丸となって小さな車で挑んでいく様や、ジェット機内での熱い戦いなど、最後まで熱いバトルが繰り広げられています。
また、殴り合い等の肉体的なアクションも見どころの1つであり、体の大きな男達による迫力のある戦いはもちろんですが、女同士の男顔負けの力強い戦いにも驚かされます。
今作で初登場となる悪役、ルーク・エヴァンス演じるオーウェンもなかなかのイケメンで映画に花を添えていたり、ハンとジゼルカップルやドミニクとホブスペアの息の合ったコンビネーションなど、登場人物による盛り上がりも見逃せません!
ワイルド・スピード SKY MISSION
Furious 7
2015年
監督 ジェームズ・ワン
あらすじ
前作の悪役、オーウェンの兄デッカード・ショウがドミニク達への復讐を目的にドミニクの周りの人間を襲い始め、ドミニクはデッカードを倒す事を決めます。
そんな中、ドミニクは特殊部隊を率いるミスター・ノーバディと名乗る男から、モーゼ・ジャカンディ率いる民間軍事組織に誘拐された天才ハッカー、ラムジーを奪還してほしいと依頼を受けます。
成功すれば、ラムジーが開発した世界中の情報機器から瞬時にデータを入手する事の出来る監視プログラム、ゴッド・アイを使い、デッカードとの戦いに協力するとの条件のもと、ミスター・ノーバディの依頼を受け、ラムジーの奪還に成功します。
しかしゴッド・アイはジャカンディに奪われたままになってしまったうえ、最悪な事にジャカンディはデッカードと手を組んでいたのでした。
ゴッド・アイを悪用しようとするジャカンディからのゴッド・アイ奪還と打倒デッカードを掲げ、ホームタウンのロサンゼルスを舞台にドミニクとファミリーによる迫力満点のアクションが繰り広げられます。
見どころ
ワイスピシリーズで1番人気のある作品であり、ブライアン役のポール・ウォーカーの遺作の1つでもあります。
シリーズ7作目は、何と言っても車が飛びます!
上空より、飛行機の中からパラシュートを付けた車を落としたり、アブダビの超高層ビルの間を車で飛び渡ったりと車の概念が全くありません。
また、前作に引き続き、肉体的なアクションにも磨きがかかっています。
人気アクション俳優、ジェイソン・ステイサムをデッカード・ショウ役に登場させているのですから、間違いはないです。
個人的には、ホブスの活躍具合がさすがWWE(アメリカのプロレス団体)出身の俳優ドウェイン・ジョンソンだなと思いました。
今まではあまり体を張る事のなかったテズも秘めた強さを見せます。
ドウェイン・ジョンソンやジェイソン・ステイサムと豪華スターが続々と加わっているワイスピシリーズですが、ミスター・ノーバディ役にはバックドラフトで有名なカート・ラッセル、レティと激しい戦いを繰り広げる警備隊のリーダーにはWWEのロンダ・ラウジーなどワイスピ史上最も豪華な出演者の揃った作品となっています。
故 ポール・ウォーカーに捧げるラストシーンは感動する事、間違いなしです。
ワイルド・スピード ICE BREAK
The Fate of the Furious
2017年
監督 F・ゲイリー・グレイ
出演 ヴィン・ディーゼル/ドウェイン・ジョンソンetc.
あらすじ
主人公ドミニクがファミリーの敵となる、衝撃の内容となっています。
サイバーテロリストのサイファーにある弱みを握られたドミニクは、やむを得ずファミリーを裏切り、サイファーの計画に協力する事となります。
ファミリーはドミニクの様子に困惑しながらも、サイファーの計画阻止の為、極寒の地、ロシアのウラドビンにてドミニクとの対決に挑みます。
ドミニクに対抗する為、ファミリーはホブスを中心に動く事になったり、かつての敵、ショウ兄弟を味方につけるなど、過去作品とは異なるメンバー構成の元、物語は進んでいきます。
見どころ
シリーズ9作目は、氷上でのアクションが1番の見どころとなっています。
巨大潜水艦やスノーモービルなど特殊な乗り物相手の対決は、わくわくする展開となっています。
また、サイファーによる“ゾンビ・タイム”と称された、車が独りでに動き出す作戦もなかなか面白いシーンです。
この作品は、主人公ドミニクが悪役にまわるという衝撃の内容になっていますが、クライマックスシーンでは、今までファミリーを何よりも大切にしてきたドミニクの気持ちにファミリーが答える感動の展開となっています。
まさにドミニクとファミリーの絆を描いた作品と言えるでしょう。
今まで悪役だったショウ兄弟の活躍やホブスの予想をはるかに超えた屈強さなど、登場人物の新たな魅力にも目が離せません!
具体的には、飛行機内でのデッカードと赤ちゃんとのシーンやホブスの刑務所内での暴れっぷりなど、人気のシーンが盛り沢山です。
次回作(スピンオフ映画)に繋がる、ホブスとデッカードの名コンビ誕生の話でもあります。
主要人物ブライアン役のポール・ウォーカー亡くなって以降、初のワイスピ作品であり、空いた穴はとても大きなものですが、進化を続けるワイスピシリーズに驚かされる1作となっています。
ワイルド・スピード/スーパー コンボ
Fast & Furious Presents:Hobbs & Shaw
2019年
監督 デヴィッド・リーチ
出演 ドウェイン・ジョンソン/ジェイソン・ステイサムetc.
あらすじ
ワイスピシリーズのスピンオフ作品(派生して作られた作品)。
ドウェイン・ジョンソン演じるホブスとジェイソン・ステイサム演じるデッカードの話となっています。
デッカードの妹ハッティ・ショウは、悪役ブリクストンらの手に殺人ウイルス“スノーフレーク”が渡る事を防ぐ為、自らの体内にウイルスを取り込んでしまいます。
ホブスとデッカードは、ハッティの保護と彼女の体内からウイルスを抽出する事を目的に、手を組む事となります。
2人は、ウイルスを抽出する装置を手に入れるのですが、装置入手の際のカーチェイスの途中、装置が壊れてしまいます。
装置の修理の為、一行は疎遠になっていたホブスの故郷サモアへと向かい、ホブスの兄ジョナを始めとした一族に協力を求めます。
しかし、サモアの地までブリクストンらが攻撃を仕掛けて来た為、ブリクストンの部隊とサモア島民との肉弾戦が始まり、ホブスとデッカードのコンビはブリクストンとの直接対決に挑みます。
見どころ
スピンオフ作品は、主演がドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムという事からも分かるように、肉弾戦(肉体的なアクション)がメインとなっています。
もちろん、トランスポーター作品でもお馴染み、ジェイソン・ステイサムによるカーチェイスや悪役ブリクストンの見事なバイクの乗りこなしなど、乗り物によるアクションも魅力の1つですが、サモアの島民も含めた、兵器を使わない男らしい戦いっぷりを存分に楽しめる1作となっています。
また、ホブスとデッカードの犬猿の仲であり、お互いを罵りながらも、手を組むと最強のコンビになる様子も面白いです。
この2人に負けず劣らず、ハッティ役のヴァネッサ・カービーも男顔負けの可憐で力強いアクションを繰り広げています。
サモア島民の絆の強さ、家族の温かさも見どころの1つです。
ワイルド・スピード ジェットブレイク
Fast & Furious 9
2020年 イギリス映画
監督 ジャスティン・リン
出演 ヴィン・ディーゼル/ミシェル・ロドリゲスetc.
あらすじ
ワイスピシリーズ待望の最新作(2021年9月現在)。
世界を支配できる程のデジタル装置“アリエス”を悪の手から守る為、ドミニクとファミリーが再び集結します。
しかし、アリエスを狙う某国独裁者の息子オットーが手を組んでいたのは、ドミニクの弟ジェイコブだったのでした。
ドミニクとジェイコブの兄弟対決が繰り広げられます。
見どころ
シリーズ9作目は、ドミニクの弟ジェイコブの登場が1番の見どころと言えるでしょう。
更に、ジェイコブ役がWWEの大人気選手ジョン・シナである事も注目を集めました。
また、3作目で死んでいたはずのファミリーの1人、ハンの復活や3作目で登場していたハンの仲間の再登場など、過去作を見ているとより楽しめる内容となっています。
アクションに関しては、磁力を使った戦略や宇宙まで車を飛ばすといった車を使ったアクション、レティの見事なバイクの乗りこなしなどがありましたが、個人的にはカーアクションのネタが尽きている様に感じました。
今作には、人気のあるホブスとデッカードが出演していないのですが、エンドロールの途中に次回作に続くシーンがあり、そこでデッカードの姿が確認出来ます。
最後に
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
車の事が分からなくても、アクションシーンの迫力や豪華な出演者達、登場人物の個性豊かな様子など、存分に楽しめるシリーズとなっています。
ぜひ1度、観てみて下さい!!