*ブレイクタイム*

息苦しいこの世の中にほんの少しの安らぎを。

強く美しく、生きる希望を忘れない、砂漠の大脱出劇!!(映画:03)

マッド マックス 怒りのデス・ロード

Mad Max:Fury Road

2015年 ワーナー・ブラザーズ映画供給 

オーストラリアとアメリカの合同制作

監督 ジョージ・ミラー

主演 トム・ハーディ

受賞 第88回アカデミー賞 衣装デザイン賞をはじめ、世界中で53の賞を受賞。

 

人気シリーズ、マッドマックスの27年ぶり、第4作品目となる作品。

美しくも力強く生きる花嫁達や、個性的過ぎる悪役達など、見どころ満載の1本です。

癖が強すぎて、開始20分程で観るのを辞めてしまうのがこの作品あるあるなのですが(私もそうでした。笑)どこのサイトを観ても、おすすめアクション映画上位に高確率で入っているので、最後まで観てみると納得!!

後半のクライマックスシーンは 目が離せない展開となっています。

 

R15指定の作品ですが、個人的にはそこまで過激な演出はありません。

 

f:id:mei_miyamoto:20210827021154j:plain

 

あらすじ

戦争により文明社会が破滅し、資源が枯れ、砂漠化した未来が舞台となっています。

貧しく弱い人々に対し、独裁的な支配を行うイモータン・ジョー。

彼の部隊の女大隊長フュリオサとジョーの5人の花嫁達(子供を産むための道具として扱われていた)が主人公マックスの協力のもと資源が残されているとされる“緑の地”へ脱出する様を描く。

 

マッドマックス2つの魅力

 

魅力その1:個性豊かな悪役達

イモータン・ジョーをはじめ、主人公達の行く手を阻む多くの悪役達が登場するのですが、その癖がとにかく強い!!

イメージとしては、アメリカのヘヴィメタルバンド、Slipnot(スリップノット)の様な容姿の悪役が沢山出て来ます。

ジョーの部隊の構成員“ウォーボーイズ”は犬神家の一族に登場するスケキヨの様な見た目をしています。

戦闘中に火炎放射器付きのエレキギターをかき鳴らす演奏隊の男、金属制の義鼻に象皮病のような疾患を患っている男“人喰い男爵”や、バイクに乗る武装集団イワオニ族など次から次へと風変わりな悪役達が登場します。

特徴的な見た目の登場人物が多いので人物の区別がつきやすく、アクション映画や洋画が難しいという人でも、見やすい設定になっているのではないでしょうか。

 

f:id:mei_miyamoto:20210827051805j:plain

 

魅力その2:美しいだけじゃない!力強く生きる女性達

ジョーの5人の花嫁達は、一見とても華奢でまるで妖精のような美しい容姿をしていますが、皆で生き延びる為の強い意志を持ち、時には仲間の為に体を張る事もある、とても勇敢な女性達です。

また、女大隊長フュリオサも片腕がないにも関わらず、先頭に立って戦っていきます。

その他にも、話の後半部分には、バイクを器用に乗りこなす女性だけの集団“鉄馬の女たち”も登場し、老女であっても果敢に戦う様が描かれています。

そんな彼女たちに魅了され、主人公マックスをはじめとした力を貸してくれる男性も少なからず登場します。

見ているこちらも熱く応援したくなる、彼女たちの勇姿から目が離せません!

 

f:id:mei_miyamoto:20210827051833j:plain

 

その他の情報

 

・シリーズ

 マッドマックス(1979年)

 マッドマックス2(1981年)

 マッドマックス サンダードーム(1985年)

・ゲーム版も発売されている。

 

最後に

 

過去作品は観ていないのですが、一定数の根強いファンのいるマッドマックスシリーズなので、私もまた観てみようと思っています。

普段アクション映画を観ない人も見やすい内容になっているので、ぜひ挑戦してみて下さい!!(*^^*)